これで玄関もスッキリ!
一時は雨続きで、梅雨もこれから長引くんじゃなかろうかと危惧していましたが、なんとか晴れの日が多くなってきたようで、屋外作業の多いDIYerのいちにいはホッと胸をなで下ろしています。
さて、今回の製作物は「玄関の脱ぎ散らかされている大量の靴を解決する」というテーマのもと、ありもんの端材でどれだけシンプルにどれだけ簡単に丈夫なものを作れるかにチャレンジしました。
というのも、最初にぼんやりと思い浮かべていたデザインにするには木材が足りないということがわかり、寸法を小さくしたり、省くものを考えたりしながら作っていったので、最終的には少し仕様が変わった作りになっています。
ただ、作りながら帳尻を合わせていったので、さほど思っていたものをの乖離は少なくできたので結果は良好という形で感じています。
とにかく、人数が多い場合は玄関に脱ぎ捨てられる靴の量も多い。
ちゃんと靴を揃えなさい!と言ってもなかなか思うようにならないのが現実です。
以前の玄関先の整理ボックスを作った際も同じですが、それが自主的にできるような場所を用意してあげることで、簡単にそれができるようになるので、口でやいやい言ってもすぐに理解してできるというものでもないのであれば、帰ってきてそのまますぐにできる方法や場所を用意してあげるのが一番の解決方法だと思うのです。
というわけで、今回は帰ってきたその手で靴を収納できるシューズホルダーというのか、シューズシェルフというのか、そういうものを作ったのです。
作ってみて感じたシンプルイズベスト感
結論から言うととってもシンプルなデザインになり、玄関に置いてもスッキリした感じで違和感なし。
これをこのまま図面通り作るとすれば、棚受けは1×4材(柱)へ先に取り付ける方が棚板を固定しやすいかなーと思います。
でも、今回はそもそも柱自体が4本使って直立させるという考えだったのが、結局2×4の挽き割りをやめて、残っていたというかこの前に予備で購入していた1×4材をカットして2本だけの柱でどうやって自立させるかということになり、それが大きな難題となったのです。
当初の4本柱でフレーム状に組み立ててから棚板を取り付けていくのでは無くなったので、棚板をそのまま1×4材の柱へ取り付ける方法へ変更。
これがまた厄介で、一人じゃうまくいかないので、片側に釘で仮止めを打っておいて、そこに棚板を乗せ、そして反対側から取り付けていくという方法にした。
棚板が斜め45度でなければ寝かせて固定させることも容易にできたけど、今回はそれでは難しい。
柱が2本ということは、自立させるには本当はあと2本必要なところを、一番下の棚板自体を脚として利用。
結果的には棚受けの45度部分が接地した形になって、実質「コの字型」の超安定自立型シェルフになったのです。
柱自体が2本でも全面は接地面が棚の幅分があるのでかなりの安定。
材料も少なくできたので、かなりのエコ。
エコも何も、残っていた端材で作ったので、モノも減って大満足の靴棚となりました。
一応、図面的なものがありますので、よければご参考にどうぞ。
各材料は、冷蔵庫にあるもので料理を作ったようなものなので、寸法や材料の数量などもありものを工夫して作ってもらえれば良いでしょう。
ただ、デザイン的には、この「コの字型」のタイプなら材料も少なくできるだろうと思います。
ざっくり並べた感じでも最低16足、ちょっと詰めて20足は余裕で置ける。
子供の靴がメインならもっと置けると思うので、ご家族の多い世帯にはぴったりな靴棚でしょう。
サイズは横幅を変更すればOKデス!
お試しあれ。
おしまい