やっぱ連動スイッチ付きがよろしいな

まだ梅雨明け宣言は出ていませんが、もうそろそろ明けるかなという雰囲気を感じます。

今年はちょっと長めなんかなという感じもしますが、数日前に今年初めてセミの鳴き声を耳にして「夏キター!」って叫びかけたいちにいです。

さて今回は、通常DIYをしていると木を切る作業がありますが、その際に出てくる木屑、いわゆる「おがくず」を効果的に集塵したいと常々から思っていましたので、作業が増えてきたこの機会に思い切って製作して見ました。

いつもは、ホウキでクズ掃除をしていましたが、おがくずは細かいので地面に散乱したものは回収しにくいのです。

作業台上にあるクズはある程度回収できたとしても、最終的には台の天板を片付ける際には残っているおがくずが地面に落ちることになります。

所詮は手ぼうきでパタパタしている程度なので、細かいおがくずを根こそぎ始末することは非常に難しい。

また、昨今の雨天により、おがくずが雨に流されあちこちで固まっていたりします。

これはもう見過ごしている場合じゃ無い。

そう思い立ち、やっぱり掃除機で吸い込まないとダメでしょ?という結論のもと、今回の製作に至ったわけです。

ま、実際にこの集塵機があれば何かと便利ですよね。

乾湿両用なので、天候や状態に左右されないオールラウンダーです。

今回、この集塵装置の製作にあたり、ずっと欲しかった「マキタ集塵機/連動スイッチ付き」を購入。

中古で、すでに生産終了品ですが、昔にいいなーと思っていた型を落札しました。

中古でもそこそこ値段のする代物だし、掃除機ってすぐに汚れるものなので個人的には中古でも十分だと思っているんです。

でも、中古なら中古でそれなりに信頼できるメーカーじゃ無いと怖いというのはあるでしょう。

そこで、やっぱりマキタということになるのかなと思いますが、今回は、この型が欲しくて買ったのでその他のこだわりはなかったです。

とにかく、連動スイッチ付きの集塵機が欲しかった。

この型は、昔に知人が使っていたのを見て、ある意味一目惚れという感じでした。

掃除機に一目惚れっていうのもなんですが、ある種の感動があったのは間違いないのです。

その感動というのが、その連動スイッチってもの。

要は、集塵機に「連動」というスイッチがあって、そこにセットし、横のコンセントに電動工具のプラグを挿す。

そして、工具のトリガーを引くと集塵機が連動して吸い込みを始めるというもの。

トリガーを離すと集塵機も止まる。

なんて画期的なんだと思ったわけ。

と、いうのも、掃除機って基本的にやかましいでしょ?

だから、ずっと点けっぱなしにもできないし、工具を使うときにいちいちスイッチオンしてまた消すという無駄な動きも気に入らない。

ちょっとの動作でも、これ非常に面倒臭いのです。

トリガーを引くと集塵オン!

なんて合理的なんでしょう。

と、昔に思ったわけです。

で、今回この動画のためにというか、今後のDIY作業のために購入したということです。

もっというと、YouTube動画をやっていなければ買っていなかったと思います。

素人がたまにDIYする程度で、数万円もする掃除機買います?

そういうことです。

そんなわけで、ユーチューバーをしたが故に購入したような買い物だったわけです。

さて、そんな小さな幸せ話は置いといて、作業で使用したパーツや工具などを紹介しましょう。

動画で登場したパーツ&工具

マキタ集塵機484

【Mollytek サイクロン集塵機】

これが無いと何も始まらないのですが、このサイクロン分離器はアルミ製で非常に頑丈なのですが、すごく小さいので、大きなクズはつまるようです。

でも、金属なため静電気もおきないし、とにかくそのコンパクトさが素敵。

他にも迷ったものがあったのですが、圧がかかるものなのでアルミ製を選択しました。

他には、ABS熱可塑性ポリマー製のブラックホワイトタイプがありました(よくYouTubeでも見かける)が、大きくて作業の範囲で考えると絶対にこっちなのですが、本体全てが外に出て不恰好なので却下しました。

何よりこのアルミ製のは頭だけが出るコンパクトさが良いです。

取り付け用のネジはM5/20mmを使いました。

【ホースコネクター/排水ホース】

その集塵口も外寸29mmという小ささなので、ほぼ内径30mmのホースでないとうまく取り付けできませんが、30mmでもちょっと不安なので、使うかどうかは別として水道工事に使うシールテープを巻いて密着できるかとかも考えていました。

いずれにしてもコーナンで購入したホースは32mmだったので削る他なかったのですが、これが一番フィットして良いと感じました。

別にコーナンのホース出なくても、アマゾンで売っているSANEI 洗濯機排水ホースでも良いと思います。

たぶん見た目同じなのでOEMなんでしょうね。

削るのはいろいろ考えた末、荒削りにロータリーヤスリを使ってみたところかなり重宝しました。

ある程度滑らかに仕上げるために、金属用ですがバリ取りに買った軸付き砥石で研磨。

2mm程度の削減は一発勝負でなかなか緊張する作業でしたが、結果ぴったりフィットで大満足。

次にセフティー3 4段ホースコネクターですが、今回のホースの先が硬い素材だったので、このコネクターを32mmのところでカットして、排水ホースと同様内側を削りました。

反対側(マキタ集塵機側ホース口)は38mmなのでそのままぴったりでした。

【ペール缶】

ペール缶は、いわゆるプラスティックのABS樹脂製ではなく、耐久性を考えて金属製をチョイス。

アマゾンでもいろんな色のペール缶がありましたが、シンプルに、そしてアルミの色に合わせてプレーンなシルバーのペール缶に決定。

アルミの集塵機をペール缶に取り付けるには、蓋の中心を78mmで開けて本体を差し込み、そして内側からグルーガンでコーキングしました。

動画にもありますが、どうやらネジ穴の隙間からも空気が漏れ出ているようだったので、表面側もねじ周辺も含め全てコーキング処理をしました。

ゴムなどでフランジを作ればより良いのですが、グルーガンコーキングでいけると踏んで、今回はそこまでしていません。

結果的には漏れもなくなり、何よりコンパクトで一番簡単、そして安価な集塵装置ができたと思います。

今回は、サイクロン集塵装置の製作という形になっています。

ただ、動画で観て分かるように、マキタの集塵機と、このペール缶とは別々の個体なので、作業する際に場所も取るし非常に邪魔です。

ホースもまとめないといけないし、このままでは煩わしいため本末転倒になります。

そこで、この今後の予定として、これらサイクロン集塵装置の専用ラックを作りたいと思っています。

どうぞお楽しみに〜

おしまい。

動画で登場するアイテム

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