とにかく大阪ならでは、車検場の検査官のかけ声がとても独特でおもしろい!

ユーザー車検ってどうなのか…

修理工場

はい、もうめっきり肌寒くなってきましたが、まだまだ半袖で作業やってるいちにいですー

今回は、ちょっと箸休めに、全くモノづくりではないDIYの動画を投稿しました。

名付けて「いちにい車検をDIY」という事で、今回初めてユーザー車検なるものに挑戦してきました。

これまでたくさんの車遍歴を持つわたくしでございますが、これまでいつも車屋さんとかディーラーとか知り合いの板金屋とか、とにかく車関係の方々にお願いしてきました。

ところが、今回そういった楽チンなことをしているのは現在のDIYチャンネルを運営している者として、やはり「自分でやらなきゃいけないんじゃないのか?」という妄想に近い思い込みから変な義務感が芽生えたので、今回ちょっと自分でやってみようと、運輸支局へ行ってきた訳です。

大阪には、住之江区という南港のある大阪湾沿いと、どちらかというと京都に近い寝屋川市に車検場があり、どちらへ行ってもいいのですが、南港はいかんせん市内を平日走ると時間もかかるので、今回寝屋川市の近畿運輸局大阪運輸支局へ行ってきたのです。

距離はあっても、第二京阪という京都へ続く新しい有料道路があり、その下はバイパスで結構空いているしキレイで走りやすいので全然こっちの方が時間的には早く着く。

そんなわけで、ユーザー車検行ってきました。

車検代っていくらかかんの?

足回りテスト

車検代は、出すところによって値段も違うし、パーツ交換するといくらかかるか分からないですが、だいたいディーラーに出すと車検はすごく高くなりがちです。

前は平気で20万円とかかかっていたので、もうそんな毎日乗らないのに高い料金払うのは嫌だし、そもそも年間1000キロとか2000キロしか走らないものに無用なお金をかけるものじゃない。

今回、ユーザー車検でいくらかかるか調べてみると、以下の通りになります。

❶自動車重量税…車の重量やエコカーや非エコカーなどの区分、またはクラシックカー保有者には辛い、経過年数に対して課税されるものが、その名の如く「自動車重量税」です。

個人的には、古い車などクラシックカーに対しての増税には大反対ですが、ディーラーの営業マンと話をしていると、どうしても排気ガスの問題でそうなると言いますが、基本的には旧車好きな人はメンテはおそらくバッチリしているので、古いものを大切にすることの良さをもう少し考えて税金を課して欲しいなと思います。

とにかく13年以降の車に課すのはやりすぎでしょう。

日本では基本的に2年に一度車検がある国です。

そんな頻繁に検査を受けている車が13年ぐらい経ったからといって劣化するほど日本車は性能が悪いわけではないでしょう。

まぁ、同じ13年以降の車には外国車も入るので、なんとも言えない部分もあるのはある。

でも、旧車減税してくれ!

ということで、以下は参考までにデータから書き出してみましたが、実際はご自身で運輸局などの公的機関で正確なデータをチェックして下さい。

車両重量 2年(車検実施時)
エコカー減免適用 エコカー減免無し
エコカー本則税率 エコカー以外
免税 13年未満 13年経過 18年経過
〜500kg以下 0 5,000 8,200 11,400 12,600
〜1t以下 0 10,000 16,400 22,800 25,200
〜1.5t以下 0 15,000 24,600 34,200 37,800
〜2t以下 0 20,000 32,800 45,600 50,400
〜2.5t以下 0 25,000 41,000 57,000 63,000
〜3t以下 0 30,000 49,200 68,400 75,600

❷自賠責保険…自賠責保険は、車検の時に払えますが、例えば任意保険など頼んでいるところに手続きしてもらうこともできると思います。

今回は、車検場でそのまま支払いましたが、特に保険屋と付き合いがなければ、車検時にまとめてやっておく方が楽かなと思います。

基本24ヶ月分の支払いで、自賠責が切れている場合は25ヶ月分払うことになるようです。

以下、参考としてご覧ください。

車種 保険期間(令和2年4月1日)
37ヶ月 36ヶ月 25ヶ月 24ヶ月 13ヶ月 12ヶ月
自家用車 30,170 29,520 22,210 21,550 14,090 13,410

❸検査手数料…車検を受けるための手数料です。

継続検査で、小型が合計1,700円で、小型以外は1,800円です。印紙を購入することになります。

今回初めてのユーザ車検ということで24ヶ月検査は後にするとして、現在の状態をチェックしてもらうためにテスター屋さんを利用したので、その費用が3,200円(フルコーステスト)

今回の車検費用はテスター費用も含めて、合計で64,250円でした。

安い!

ユーザー車検を受けてみて

アルピーヌルノーA110

ユーザー車検の流れとか、手順なんてものは動画を観ていただければすぐ分かるぐらいな簡単なものです。

下回りなんかは、ジャッキで上げてできるようなものではないので、そこがもし問題あれば修理工場に持ち込むべきだと思います。

でも、例えば、今回事前点検で見つけたウォッシャー液のチューブの劣化なんて、ボンネットを開けてチューブを触ってみると柔軟性があるかないかぐらい分かりますので、交換するかしないかなんてすぐに判断できますし、チューブはホームセンターでゴム製やシリコン製のものが簡単に手に入ります。

これを例えばディーラーで交換してもらうと2千円ぐらい取られてしまうでしょうが、ホームセンターで買うと数百円です。

空気もガスステーションで入れてもらえるし、オイルもオートバックスでもホームセンターでも売ってる車に合う粘度のものを足しておけばいい。

国産車なんてそんな簡単に壊れるもんでもないし、たまにオイルを入れ替えに行けばいいことです。

ライト類の玉切れやヒューズ交換なんかも自分でできる範囲なので、ユーザー車検を受けると実は自分でできるところが結構あって、今はほとんどしませんが、昔は古い外車を乗っていじっていたので家の前でできることぐらいなら自分でやれば安上がりだし、そのぐらいで車検通せるならこんな楽なことはない。

ヒューズが切れただけなのに、修理に出して数万円取られたら馬鹿らしいでしょ?

電気系で急に点かなくなったりしたらヒューズを疑うのも1つです。

ヒューズなんて200円ぐらいのものですよ。

ただね、車検場って平日しか空いてないんですよね!

だから、平日仕事の人は難しい。

でも大丈夫、会社員なら有給休暇があるでしょ?

有給を使って一度ユーザー車検に行ってみてください。

6万円台で車検ができればかなり気楽なんじゃないですか?

あと、方法としてはガスステーションでもディーラーでも良いですが、車検の見積もりは無料なので、そう行ったサービスを利用して、まずは見積もりしてもらうことで、自分の車になんらかの不具合を見つけることができます。

それで、車検は1ヶ月前から受けれるので、それ以前に車検のための見積もりを取っておき、不具合があって自分でできない修理があればその時にやってもらうと良いです。

あとは、自分でユーザー車検に行けば安く上がりますよね。

点検してもらって消耗部品など交換の必要がなければ、それはそれで良いわけです。

私の場合、自分で触れる範囲の車もあれば、全く素人では触れないような車もありました。

自分で触れる昔の車が多かったこともありますが、だからと言ってもやはり常に診てもらっている車屋さんにお願いして付き合いすることの方がはるかに多かったです。

でも、今はユーザー車検で十分なので、今後もとりあえずこれで行こうと思っています。

普段、自分の車のボンネットを開けることのない人は、この機会に是非やってみてください。

色々と知ることができてためになるかもしれませんよ?

それでもやっぱり不安だなんて方は格安の業者に頼むのももちろんアリです!

おしまい

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