ホールジグにはホールが必要?

ホールが必要

もう10月ということですが、いちにいちゃんねるは動画を初めてYouTubeに公開したのがかれこれ今年令和2年の5月18日だったので、もう5ヶ月目ということになります。

コロナの影響もあってたくさんの参入者があった時期でもありましたが、ちょうど夏に向かう時期から始めたYouTube動画だったので、屋外作業をするDIY動画は炎天下の中の活動だったのでなかなか大変だったなぁと思い返す今日この頃です。

それも現在早くも10月となったこの時期が非常に過ごしやすくて心地よいと肌感で感じているためですが、ここにきて雨や曇りばっかりの日が続いていたものの、そんな中でも急いで撮影を行なっていたのですが、撮影も全て終わった頃に晴天が続くというこの不幸。

その晴天で秋晴れの中、薄暗い部屋で編集作業するというツキの無さにほとほと小落胆しているいちにいですー。

でも、いいんですよ!

じゃんじゃん動画を配信できるのであればそれはもう本望ですので、どんどん公開していきます。

とにかくはまず50本の動画を公開することね。

それで最低100本までなんとか頑張ってみるということです。

もちろんネタの問題もあると思いますが、DIYってネタが尽きることはそんなに無いように思うのです。

何せ、DIYというのは「ドゥーイットユアセルフ」なので、本人が自分で何かをヤルことを指すため、自分が自分の手でやること全てがDIYという解釈ができるはずなんです。

そらそうでしょ。

だから、ネタはめちゃんこある。

自分では簡単なことだと思っていることでも、他人からすると難しかったり、できなかったり、またはやり方が分からなかったりするので、自分でヤルのですが、自分の目線だけでヤルのでは無く、他人の目線を考えてみるとかなりたくさんの動画が作れると思うのです。

例えば近いうちに公開予定にしている「インパクトドライバー+100均のアイテム」で便利なドライバーに変身という動画も考えています。

なんて事のないもので、わざわざ動画にするほどのものか?と思うぐらいですが、あれば便利でしかも簡単という、そんなDIYを配信するのは誰かの役に立つはずだと確信しています。

今回のポケットホールジグも、買えば問題ないものですが、少々お高いということもあるし、あえて買うほどのものか?という方も多いと思ったので、それなら安いジグを購入して本当に使えるのかを検証してみて、どうやらこれは自作するともっと良いものにできるはず!と感じたので、役に立つかもと思い製作したわけです。

しかも、端材で作るというかなり低コストなところも重要な点だと思っています。

「簡単でしかも安く作れて意外と便利」というツールなら、是非自分で作ってみる価値はあると思っています。

今回のポケットホールジグは、個人的に欲しいと思いながらまだ購入できていない「ボール盤」を同じように持っていない方が、ボール盤が無くても作れる治具作りを紹介したいと思って作りましたので、電動ドライバーしかないという方は是非チャレンジしてみて欲しいと思います。

完成までの道!

山あり谷あり

今回は完成までの動画となりましたが、特に山あり谷ありで苦労したという事はほぼありませんでした。

実際のところぶっつけ本番という感じで、大体のサイズ感だけ決めた状態からのスタートでした。

だから、図面なども無く、頭の中でこんな感じに仕上げようというぼんやりしたイメージを作り上げてそれを形にしていくといった作業でした。

だから、図面がないので図面に忠実にという縛りもないので、結構その場その場で修正と変更を加えて作ったので意外と楽でした。

その中でもあえて苦労した部分があるとすればドリルの穴の最後の部分、すなわちドリルが出てくるところの処理です。

今回幸か不幸か、ステンレスのパイプが無かったので、一応ステンレス製のスペーサーを使おうとホームセンターで探したのですが、4センチぐらいあるモノが売っておらず、またステンレスのパイプを見てみると内径が9ミリちょっととか中途半端な数字だったので、どうしたものかと悩んでいたところにこのアルミ製のパイプに出会ったのです。

アルミニウムというと軽くて柔らかい金属として認識しています。

だから、これでまともに使えるのか、もつのかという心配がありましたが、その心配が的中しました。

的中したのが、悪い方だけでなく、良い方にも表れたので、結果的にはとりあえずこれでいいかと感じたわけです。

悪い部分でいうと、柔らかいので削れてなくなってしまうということ。

良い部分でいうと、柔らかいので加工がしやすく改良が楽にできたことです。

作るときの注意点

穴が重要

自作のポケットホールジグについて注意点を説明を含めて列挙していきたいと思います。

(1)端材で十分

本体の素材は木製でなんかの端材で十分だと思います。
サイズは、長さ105mm、横幅45mmです。
端材自体45角だったのでそのまま使用しました。
ま今回使ったものは釘が出ているような廃棄するものだったので、端材というかほとんど廃材でした。

(2)ボール盤は不要

ボール盤がないと正確な真っ直ぐな穴を開けることができないので、穴を開けてそこにパイプを突っ込む作り方はできなかったので、材料を角度に沿ってカットし、その部分も活用して組み立てるように作った。
それが意外と全て使えてきちんと収まったので、作り方としては良かったと思います。

(3)パイプについて

パイプは基本的にはステンレス製が良いかと思いますが、アルミでも個人的にはOKです。
今回はパイプを斜めにカットする方法で取り付けましたが、斜めにすると末端部分が削れたりして汚くなるので、4センチぐらいだけ使う感じ(斜めカットせず縦斬りのまま使う)で末端は木材のままでパイプが出ていなくて見えない程度に収めるのが良いかなーと思いました。
長持ちさせるならステンレスだと思います。

(4)形状の調整

本体形状の調整については、基本的にサンドペーパーでひたすら削るということになりと思います。
ただ、動画にも登場していましたが、今回から(厳密には製作途中で届いた)H&Hのベルト・ディスクサンダーを使って削ったので、めちゃくちゃキレイに早くできました。
このサンダーですが、本当にこれは買った方が良いと思います。
個人的にずっと欲しくて躊躇していたのですが、思い切って購入して良かったです。
削る作業があっという間に終わるので時間短縮がすごいし、キレイに仕上がります。
ただ、よく削れるので削りすぎに注意ということになります。

(5)接着剤

今回使用した接着剤は、フランクリン「タイトボンド」そしてセメダインの「コンクリート・金属木材」ボンドです。
タイトボンドは個人的に評価が高い木工ボンドですが、セメダインの製品は今回初めて使うものでした。
実際には「エポキシ樹脂」を使うつもりでしたが、今後のDIYに使えるのかどうかも試す意味で使用したのですが、接着はかなり強力で、木材とアルミはしっかり接着しているので、今のところ全く問題ないです。
しかも、完璧ではないにしろ、一応塗料も乗るので意外と使えそうに思いました。
ちなみに次回作の「集塵口付きホールジグム」にはエポキシ樹脂を使っています。

(6)排出口

既製品のホールジグでも思いましたが、やっぱり密閉式では木屑の処理ができないため、こうしたツールには絶対に木屑排出口が必要だと思います。
今回、一旦使ってみたところ、どうも開けた穴が汚くて、木屑が内部で溜まることで掘削を邪魔するらしく、それによってドリルが中で動いてしまい、結果的に穴がずれたりして汚くなってしまうと確信。
せっかく塗装までしたのに、改めて上から下に向けて20ミリの穴を開けました。
さらに、排出口の周りを彫刻刀で削って木屑が出やすくしました。
これにより穴を開ける時、同時に木屑も出てきて違和感なくドリリングできましたので、本体の穴あけはお勧めします。

以上、ざっと思いついたものではこれぐらい出てきました。

今回は手軽なジグとして製作してみました。

もちろん、中国製のジグを使ってみたことで問題点や必要なことも出てきたので、今後その中国製ジグを使うことはないと思いますが、こうした検証をすることによって新しくクリエイティブな方向を見出したことができて、結果的にはそういう意味では中国製ジグを購入して良かったです。

次回作はより完成度を高めた実用的な要素が盛り込まれたツールに仕上げておりますので、乞うご期待ください!

是非この機会にチャンネル登録を済ませておいて下さい!

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