紙粘土を使ったらどうなるのか?
梅雨により、屋内でのDIYとして製作せねばいけなかったので、今回は以前の投稿に少し触れた「芳香剤の空きボトル」をなんとかして再利用し、ちょっと感じの良いものにできないものかと思案していましたが、今回なんとか試行錯誤の末に完成しました。
とにかく、紙粘土を使ってこうしたものを作るのがほぼ初めてなので、頭の中で空想して描いた感じに進めていくほかなく、ああでもないこうでもないどんな感じに仕上げようかというふうに、考えながら作っていきました。
とりあえず完成という形にしていますが、実際にはまだまだ木を増やしたり草花を作ったりして、またはちょっとした生き物を付け加えたりしたいのですが、いかんせんやたらと時間がかかるし、動画撮影しながら作っていくので作る途中にダラダラ悩んで作ることも失敗もできないので、普通にカメラなしで作るよりもハードでした。
そういう意味では、どう考えてもスマホ一台で完結する動画に比べるとコスパが悪すぎるこのDIYというカテゴリーですが、これをなんとかうまく効率的にやっていきたいと思う訳です。
でもなかなかそんな簡単にはいかないのがこのYouTubeなんでしょう。
まぁ、でもそんなことを言ってもモノを作るのは楽しいので、時間がかかろうがなんだろうが完成を迎えると達成感があるのでまぁ良いとしましょう。
メイキングオブ宇宙からの物体Z
さて、今回のテーマは「宇宙からの物体Z」ということで、太古の地球に訪れたことがあったエイリアンが、改めて地球侵略を目論み、捕食者として繁殖させるためにエイリアンの繭が格納された育成機を某国のジャングルに向けて発射したのが、この怪しくグリーンに光るカプセル型宇宙船。
中には人間を捕食する恐ろしいエイリアンがもうすぐ生まれてきそうな丸く薄黄色に光るエイリアンの繭がひとつ煌々と光を放っているという設定です。
今回のDIYのディテールですが、メインパーツは芳香剤の空きボトルで、あとは主要パーツとして骨組みの針金やアルミホイル、そして紙粘土となりますが、これら全て100均。
そしてこの紙粘土がかなり厄介者でした。
100均には何種類かの紙粘土があって、最近は軽いものが主流みたいな雰囲気があるように思います。
実際、軽い紙粘土として普通の軽い紙粘土というものと、ペットボトルにちゃんとくっつく紙粘土の2種類購入し、そして昔からある重みと粘り気のある紙粘土の3種類を購入。
他にも木粘土というものもありましたが、これはまた今後木工の中で使ってみたいなと考えています。
それで、この軽い紙粘土が本当に軽くて、見た目も「はんぺん」そのもので手にまとわりにくくて扱いやすい感じがありましたが、なんか感覚的に紙粘土という感じがなくイメージ通りの使い方が難しかったように記憶していますが、実際に昔ながらの紙粘土を使ってみたら、重みと粘り気が異常に鬱陶しくて、どっちが良いか使い分けも分からなくなるような状態で製作に入りました。
いわゆる「ぶっつけ本番」状態でしたが、でももうたぶんそれぞれの性質を把握したので今後は大丈夫でしょう。
今回の作品で使わなかったものがあるので、この紙粘土でまた何か作ってみたいと思っています。
使い分けとしては、水をつけて指で伸ばして滑らかに作れるようなものは昔ながらの紙粘土が良いかと、そして軽い紙粘土は形がそんなに複雑じゃない簡単な形状のものに適していると感じました。
紙粘土というよりも「練り消しゴム」いわゆるネリケシの軽くて柔らかい版のような感覚でしたので、作るものによってはパテ感覚で使えそうです。
今度、お面なども作れるかと思うのですが、確か幼い頃に作ったような微かな記憶がありますので、何か屋内作業ができる時に作ってみようと思います。
いろんなお面を作って、紙粘土お面で毎回登場するユーチューバーというのも一つのアイデアなのかもしれません。
基本、紙粘土で作ると白ベースなので、アクリル絵具を用いてゼロから描いていくのは非常に楽しい。
真っ白なつるんとした顔面型に色を塗っていろんな顔を生み出せるのもひとつの楽しみ方なのかなと感じます。
今回のDIYのちょっとしたアクセントとして背面にこっそり作ったものがありますが、その可愛い毒キノコに気付きましたでしょうか?
前面には木に生える毒キノコだけで、あとは100均で購入した砂小石や植物模型と便利なコケ類(造花というなら造草、造コケか)を散らばせたザックリ感でまとめていますが、もっといろんな植物を取り付けていけばもっとジャングル感は出せると思っています。
パーツの中にはちょっとアイデアの麻ひもで作った木のツルが少しジャングル感を出しているかなと思いますが、もっと多く引っ掛けていきたいところです。
ただ、なかなかひとつひとつのパーツを作って塗っていくとなると非常に手間がかかるので、実際にはこう言ったちょっとジオラマ風の作品を作るとなれば、じっくり時間をかけて作らないといけないだろうし、今回作ってみて感じたのは、こんなもの2〜3日で作ろうとすな!という事でした。
ジオラマなめんなよ。
ほんとそんな感じです。
確かに、細かい作業量が多いため、生半可にできるものではないのですが、大変面白いので時間のある方はチェレンジしても良いかなと思います。
そんなわけで、ちょっとコッソリ背後に毒キノコひとつ。
あなたの毒キノコはいくつありますか?
うーん、その意味わからん…
おしまい