ポリプロピレンに木材をミックス
残暑お見舞い申し上げます!という時期に入ってきておりますが、残暑ってなんざんしょ?
残暑っていうのはその字のごとく「暑さが残る」というよりも、実際には「秋まで残る暑さ」という意味があるようです。
その秋というのは暦からすると立秋である8月7日〜8日ごろを指すのですが、8月7日ってまだ梅雨明けしてから1週間なんですけどね!
ということは、今年は夏が1週間しかなかったということになるのだろうか。
梅雨が7月31日までで、立秋が8月7日ってよくわからんね。
まぁ、そんなこんなでまだまだ暑い日が続きますが、その暑い中にせっせとDIYで工作してましたが、今回はタイトルにある通りPP(ポリプロピレン)製のチェスト、いわゆるカラーボックスというのか、そういった衣服を収納する4段チェストを2段に積み上げていたものを1つのフレームにまとめてしまおうというものです。
このPPチェストですが、天板に地震対策としてというか、無理やり2段にしていることもあり、突っ張り棒を取り付けていたのですが、素材自体がプラなので比較的柔らかいこともあって、沈みがあって歪んでいました。
それによって、全体が歪み引き出しも開けづらいという状態が長く続いていたということで、散々放ったらかしにして日々なんとなく過ごしてきたものを、今回いちにいちゃんねるDIYのターゲットになったわけです。
そもそも、無理やり2段にしていることも無茶なのですが、その脱衣所自体2畳半ほどのスペースがあるにもかかわらず、ハンガーを掛けておくところも少ないので、例えば雨で部屋干しする場合など家族人数が多いと掛けるところがかなり不足する。
そうした、ちょっと掛けておけるものも欲しいということもあって、今回は丈夫な木製のフレームにして、そのフレームにいろんな不揃いのフックなどを取り付けて服を掛けるところを増やすことになりました。
それが「コンビニカオスなチェスト」ということです。
要するに、コンビニエント(便利)でカオス(混沌とした無秩序で様々なものが入り乱れる)チェストということです。
便利な不揃いな色んなフックなどが一ヶ所に集中しているチェストです。
とにかく失敗の連続でやる気ゼロ
今回準備不足というか、ものすごく大雑把な感じになってしまいました。
仕組み自体が簡単な構造のフレームなので、少ない材料で作れる範囲のものを考えていたこともあって、難しい作りや手間のかかった作り方はしないまでも、そこそこ丈夫なものとして考えていたのです。
ところが、その引き出しの外寸を測ってその寸法で作っていったものの、実際に合わしてみると入らない!
実は、引き出しを取り出して計測したのではなく、高さ、幅、奥行きを測っただけだったので、背面が直角ではなく底辺にいくに従ってうちに入り込んでいて斜めであったこと、底部にストッパーや突起があることも気付かずだったため、その部分が干渉して引き出しが入らなかったのです。
もう、木工ボンドも着けていたので大慌て!
すでにレールはフレームに接着されていてカッチカチ!
仕方なく、今回は彫刻刀でレール上に溝を掘ることになりました。
これがまたなかなか掘りにくくで手こずったのですが、改めて感じたことは、レールには前もってトリマーで溝掘はしておくべきことだったと思いました。
溝があると、引き出しのボックス底部に突起があってもなくても、引き出し自体が左右にずれることなくまっすぐ出し入れができるわけです。
これを手抜きしたことが大失敗の元でした。
実際に、一番上のレールは無理やり剥がして予備のレールに取り替えたのですが、その際にトリマーで溝を掘りました。
また、2段目のレールは半分の位置ぐらいまで丸ノコを使って4mmほどカットして削り、そして1段目と同じような溝があるレールにしたのです。
これがまたすこぶる面倒臭い!
なので、2段目まではとっても出し入れがスムーズ。
3段目以下は彫刻刀で溝掘しましたが、これらもそれなりにいい感じではありました。
しかし、失敗は失敗。
途中から熱波の疲れも合わさりやる気が失せてヘトヘト状態でした。
最終的にはなんとか仕上がったので良しとしますが、自分的には上出来とは言えない結果です。
とりあえずは終わり良ければすべて良しということで納得しましょう。
ワトコオイルを使ってみた結果
今回、動画にもあるように塗料はアサヒペンの「WOOD GEL STAIN」を使うことにしていましたが、先日にスーパービバホームで購入した「WATCO OIL」があったことを思い出し、急遽塗料の変更をしました。
通常、ペイントする場合は水性のステインやニスなど、油性はほとんど使用せずだったのですが、このワトコオイルは油性ということでどんなんかなー?と思いながら塗っていました。
感想としては「油性くっさー!」ということ。
やっぱり油性塗料は慣れていないからきついなーと感じました。
しかも、油性なので乾燥に時間もかかるのでちょっと後悔しましたが、それ以上に塗料を拭き取って磨くということが手間だなぁと感じました。
ただ、浸透性塗料と言うだけあって、木材にしっとり染み込むので、出来上がった後の仕上がりは木目もキレイに出るし、色が落ち着いた感じはなかなか良い。
ちょっと匂いは残ってるけど、これは次第に薄れるだろうからまぁ良しとしようじゃないか!
そんなこんなで、とりあえずワトコオイルを使用した評価は5段階で4.2かな。
機会があれば、その「WOOD GEL STAIN」を使ってみてその使用感をブログで書きたいと思います。
ところでコンビニカオスなフックはどう?
カオスなフックどもは使い勝手がなかなかよろしいです。
特に、ホースに寸切りを差し入れてナットで留めたハンガーポールは、実にハンガー10本以上掛けれて重宝しています。
手前の大きめなフックはベルトやら長ものなど掛けれて使い勝手良く、柱に取り付けている小さな白いフックは洗えるマスクなどを掛けておけます。(ハンガーも掛けれる)
以上は、とりあえず今使っている状況なだけで、もっといろんな使い方ができると思いますが、ハンガーポールは長短2本や、同サイズ2本など付けると良いかもしれません。
とにかく、あっち向いたりこっち向いたりしているカオスなフックどもはなかなか活躍しております。
あと、何かに使えると持ってなんとなくとっておいた白いパイプは、ハンガー掛けや、そこにS字フックをぶら下げてトートバッグなどカバン類も掛けれて
おしまい