小ネタ集の一環として
先日、安倍首相が辞意を表して長期政権の終焉となりました。
まだ、次期総理大臣が決まるまで執務は行うということでしたが、モリカケや桜、そして公文書廃棄改竄などいろんなグレーでネガティブ要素もありましたが、安定した政権で長く日本を引っ張ってくれた事には、一国民さらには一人の人間として感謝とそしてお疲れ様でしたとまずは労いの気持ちを贈りたいと思います。
でもやっぱり、今回の辞任のキッカケはコロナでしょう。
あのズレた感覚のアベノマスクから風向きが大きく変わってしまったという感じは否めません。
「もしも」ということは無いにしても、コロナ禍がなければまだ政権は来年の任期いっぱいまで続いていたんじゃ無いかなと思っています。
まぁ、とにかく今は平時じゃなく「有事」ですので、しっかりとした指揮が執れる方が就任されることを祈っております。
さてさて、そんなこんな言ってるうちにもう8月末です。
まだまだ残暑厳しい毎日なので、今回も小ネタ集として工具のメンテナンスとして「卓上丸ノコ分解掃除」を決行しました。
硬い!硬すぎる!
もうかれこれ20年以上前にどうしても必要だったので清水の舞台から飛び降りる心境で購入した思い出深い「卓上丸ノコ」です。
いつからか全く覚えていませんが、例えば45°でカットしたいときにターンテーブルを回して45°に合わせるのですが、硬くて全然スムーズに動いてくれなかったのでいつも思わず手で「バンバーン」と殴打して動かすという荒療法をしていました。
まぁ、昔の造りなのでベアリングが入っているような気持ちのよい動きはないでしょうが、それにしても硬すぎる。
ただ、普通これを使用する場合でも、そんな頻繁に角度をつけて切る作業も多くなかったのでずーっと放置していたのです。
でも、やはりこうしてDIYチャンネルを開催したので、そんなところもきちんとやっておいたほうが良いなという事で、この暑い中の屋外作業から避ける形でやる事にしました。
分解して注油、そして再組み立て
分解は意外と簡単で、誰でもできるような感じでしたが、今回は基本的に本体とターンテーブルを取り外して接触部分の掃除と円滑に動くように注油をするという事なので、全てをバラしたわけではありませんし、全てをピカピカに磨いたのでもありません。
最低限、ちゃんとスムーズに角度の位置まで動いて止まってくれるようにするためのメンテナンスとなりますので、一部の分解という形になるのかもしれません。
分解も初めてのことなので、動画にもあるように途中でバネが出てきて、どこの部分のバネなのか正直わからなかったので結構焦りました。
そりゃ焦るでしょ?
バネですよバネ!
伸縮が必要な部分のパーツが落ちてきて、それがどこのパーツか分からんなんてヤバイでしょ?
もし、重要な部分のパーツだとして、それが安全に関するものだとすると、そのバネがどこのパーツなのかを探し出さないとこの卓上丸ノコは使えないですよね。
でも、結果的には安全に関するといえばそうかもしれませんが、どちらかというと今回の問題解決の根幹部分がフリーになってしまうような部分のパーツだったので、それが解明できて良かったわけです。
このバネがなければ、ターンテーブルはフリーになるので角度なんて付けれないですからね。
卓上丸ノコの重要部分は、もちろん刃がなければ切れないので大事ではありますが、それよりもこのバネとタマが無いと全く使い物にならないという最重要パーツだったわけです。
こんな小さいタマとバネによって成り立っている工具だったのです。
でも、こうした事は別に不思議なことではなく、どんな工具でも電化製品でも、もちろん自動車でもそうですが、こんな小さな部品がないだけで動かないという事はよくある事でしょう。
今回、この卓上丸ノコを分解してその仕組みを知っただけでも良かったですが、スムーズに動かせるという目標も達成できたのでひとまず大成功という事にしましょう。
時間があればきちんとレストアでもやってみたい気分です。
おしまい