ありものなら工夫しながら楽しく制作できるよね
もう気がついたら3月です!
忙しくてなかなか物作りができずでしたが、もうそろそろ暖かくなってくるような気配があるので屋外でも製作するのが楽になりそうです。
それで、今回久しぶりにDIYしたのがこの「靴棚」です。
依頼されたものですが、残っている材料で作るのでもちろん無料で差し上げたわけです。
端材ですので、材料自体も合板も針葉合板とシナ合板の2種類混在であるし、その他はパイン材も使ったりしました。
杉材もありましたが、寸法が足りずで使用を断念。
とにかく、残り物でOKだということで製作しました。
一応、画像にある通り傘掛けと靴ベラ掛けも取り付けて(特にリクエストなかったけど)、出かけるときに必要なものオールインワンの靴棚となりました。
あと、工夫した点は靴の置く部分の角度を15度にして取り出しやすくしています。
角が出るので削っちゃおう!
靴を置く部分の角度を15度にすると、当然シューズストッパーが必要になります。
そのストッパーを取り付けるのですが、角度がついているので外側へ出てしまうわけです。
だからその部分をカットして削ることで手が当たると危険な角の尖をなくす事と、それ自体がアクセントになって見た目の雰囲気が少し良くなりました。
その角を削り落とす一手間だけで端材で作る工作物がちょっと良い感じになるのは嬉しい事です。
この15度の角度を出したのがシンワのプロトラクター、いわゆる日本でいう分度器です。
削り落としたのは、まずある程度ノコギリでカットしてからのこやすりで削り落として調整し、最後はサンドペーパーで仕上げという感じです。
そこにはゴム足を取り付ける
もともと特に必要のない別のものに付けていたゴム足があったので、それを外してこれに取り付けました。
わざわざ買いに行くぐらいなら取り付けませんでしたが、手元にあったので良かったです。
これを付けるだけで、非常に安定します。
安いものなので是非取り付けてもらいたいですが、床面が平坦じゃない場合はまた別の方法がありますね。
一応、動画にもしていますが、調整できる足をつける事で解決します。
傘掛けと靴ベラ掛けも取付け
この傘掛けと靴ベラ掛けですが、これは勝手に考えて付けたものです。
たったこんなものですが、あると非常に便利なものです。
これも結局は、ボール盤があるからできたわけですが、もしボール盤がなかったら面倒臭くて作っていないでしょう。
それほど、この程度のものでも穴を開ける工具があるか無いかで全く作業内容が変わるので、もしボール盤を持っていない方はなんとか頑張って購入してください!
飲みに行くのを数回辛抱すれば買える額だと思います!
あと、いつもそうですが、やっぱりきちんとビスを見えないように埋木して隠すべきですよね。
埋木するだけでちょっと品がある家具になるので、私のように面倒臭がらずに仕上げてください。
おしまい