脚だけを購入する?
いつもアマゾンでショッピングするのですが、初めはそこで見つけたのではなくどこで知ったのか忘れたのですが、結構前から気になっていたのがFlexiSpot社の「スタンディングデスク」です。
その当時は「そこそこ値段するなぁ」と思っていたのですが、今ではかなり値段もこなれてきて、「えいっ!」と思い切って一歩前に踏み出せるぐらいの価格帯になってきたと思います。
バリエーションも増えていて、幅の広いものから一般的な「机」サイズのものまで、そして天板有無を選択できるようになっているので、天板は自分の思うものにしたいと思っている人からすると、このオプションは最高に嬉しいものだろうと思います。
かくいう私もその一人で、できればそれなりのクオリティでそこそこ手頃な天板を使いたいと思っているし、それが高価な無垢材でなくても良いのですが、作業デスクというカテゴリーなのでそんなに高級感は必要ないと思っています。
その目的のために、先日スーパービバホームへ足を運び、そこで販売されている「ヒノキの集成無垢材」というのを物色してきたわけです。
その集成材でも良いし、一般的によく見るパイン材の集成材でも構わない。
基本、集成材はそこそこ強度もあるし、何と言っても安くて手に入れやすいという事がメリットの1つに挙げられるでしょう。
もちろん、プライウッド(合板)よりもさらに木材というものを感じられる無垢材という木の本来の雰囲気を感じ取れる事が一番良いわけです。
でも、だからと言ってプライウッドも悪いわけではなく、実際にこれまで作業台としての「デスク」としては、パイン材で脚を組んでベースを作り、天板にプライウッドを使って、サブロクというでかいデスクを使用してきたので、どちらかというと合板は非常に身近な素材ではありました。
だから、DIYで使うワークベンチなんかは常にプライウッドの天板作業台だったのです。
しかし、今回の紹介するスタンディングデスクは脚だけを購入して天板を自作するので、一枚で天板になるしっかり物が理想。
もちろん、プライウッドでも一般的な9mmや12mmではなく、15mmもあるし24mmもある。
プライウッドなので当然強度もあってしっかりしているので、24mmもあればそれだけでも十分天板として使える。
トリマーで縁を少し削ってニス仕上げでもすれば、プライウッドの天板でもかなりいい仕上がりになると思う。
むしろ、一枚だけでというのであれば接着剤で固められた密度の濃いプライウッドの方が優れてるかもしれません。
どのタイプを選べば良いのか?
このスタンディングデスクは2色展開で「ブラック」と「ホワイト」が用意されています。
天板も必要な人向けに、ブラックにはブラックの天板とマホガニーの天板があって、ホワイトにはメープルの天板が用意されているようです。
全部で6型のバリエーションがあり、対応できる天板のサイズでいうと幅100〜160cm、120〜200cm、そして120〜210cmという感じで、奥行きも50〜80cm、60〜80cmと十分な範囲で対応しています。
天板セットのものは120〜140cmのようです。
個人的には、この中で求めるのはやはり幅の広いタイプになるので、対応サイズが200もしくは210cmの「E3」か「EJ2」というタイプです。
予定ではやはり幅180cm、奥行きは現在のデスクが70cmなので80cmは欲しいかなという感じです。
なので「E3」になるでしょうか。
ただ、E3とEJ2の違いとして(どちらも天板なしが可能)は、セーフティーモーションの有無があると思います。
セーフティーモーションとは、例えばスタンディングにする場合にボタンを押して高くするのですが、何かその希望する高さのところに辿り着くまでに障害物があると、それを検知してストップしてくれるというものです。
難しく書くと「障害物検知機能」というのですが、これがあるのが「EJ2」で「E3」にはないという事です。
実際、この機能って要るんか?というところですが、簡単にいうと上げてる時に何かに当たって「ガシャーン!」とならないための「保険」みたいなものでしょう。
幅が180cmとしてパソコンを2台置くことを考えていますが、一台はiMacなのでそのまま天板へ置くことになりますが、もう一台はBTOパソコンのWindowsにするのでモニターは置いてもタワー型の本体は床に置くことになりますが、天板を自作する場合は天板から吊り下げることもできるので、そこそこの厚み(24mm程度)がある方が望ましいでしょうね。
またそのぐらいの厚みがあればサブモニターのアームも取り付けやすい。
モニターはパソコン1つにつき2台は欲しいので、180cmのデスクの上に4モニターが鎮座することになります。
厳密にはデスクトップモニター1台とiMacそしてアーム付きサブモニター2台という構成です。
このデスクのメリット
メリットは何と言っても座りっぱなしの作業の辛さを緩和するということ。
立ちっぱなしの仕事も辛いものですが、逆に座りっぱなしの仕事も辛いものです。
それぞれに問題点はあると思いますが、立ち仕事の場合は特に脚が浮腫むということがあるでしょうが、使用中のチェアーのグレードによってはある程度緩和されますが、座り仕事の辛いところは腰が痛くなる、または痔になりやすいということがあります。
座って仕事をして要るのもなかなかしんどいもので、3〜4時間ぐらいならともかく、8時間を超えて10時間12時間と座る時間が1日のうちの大半を占めてくると非常にきつい。
12時間座りっぱなしというのも、仕事以外でもパソコンを使って作業をするとなるとあっという間にそのぐらいの時間は経過するものです。
そうした時に、簡単なストレッチをするならそれはそれで良いのですが、作業する時間内で立ったり座ったりというメリハリを作れることは体の負担を考えると非常に有益なことだと思います。
身体的なメリットの1つとしては、腰から下の血流の流れが良くなるということがあると思います。
いわゆる「エコノミークラス症候群」のような感じで、座りっぱなしによる血管への圧迫は回避できるので良いはずです。
座っていてしんどいなと思ったらボタンを押してあらかじめ設定していた高さまで上げるのですが、この上げ下げのスピードも結構重要だと思います。
立ちたいと思った時に上げるスピードが遅すぎるとイライラする。
一応、E3対応の場合、公式での数値が「38mm/s」となっています。
要するに1秒間に約4cmなので、通常の高さ75cmから25cm上げるとして1天板を上げるとすれば約6秒ぐらいの昇降スピード。
このぐらいなら全然待てるしイライラしないスピードです。
色々な準備が整えば購入したい一品です。
ご興味があれば是非!
おしまい