ボロボロのスピーカーこれどうなるの?
はいはい〜!
本当にゴブの沙汰でございました。
忙しくて、落ち着いてDIYができない状態が続いていたので、これはいかんと思い、何か作りたいなーと思ってはいたのですが、気が付けばとっても寒い冬に突入してしまったので、うだうだしている間に年末が来てしまいました。
そんなわけで、今回はちょっと暖かいうちに初めの方だけ撮影しておいた「ボロボロのスピーカー」をちゃんとええ音が出るようにしようと修復し、なんとか蘇らせることができました。
久々に動画を投稿したので、あれこれ色々と忘れてしまうぐらいすっかりものづくりが疎遠になっていました。
しかし、このスピーカー汚いねー!
もう埃が積もるとかじゃなく、何がこびり付いているのかも分からないぐらい年季の入った姿になっていますが、これをなんとかして綺麗にオシャレにそして低音がドーンドーンと鳴るようなスピーカーに仕上げたいと思います。
ウレタン製のボロボロエッジにサヨナラする
このスピーカーの問題の最大の原因は、この「エッジ」になります。
劣化してポロポロ剥がれ落ちるぐらい恐ろしく劣化しています。
元々の材質は恐らくウレタンフォームのようなものだと思いますが、今回はそのゴム製のしっかりしたものを使うことにしました。
削り落とす際は、今回スクレーパーを使い削ぎ落とすようにガリガリしていきます。
特に問題なく簡単に剥がれるので難なくできるのですが、フレームにはしっかりこの黄色がかった紙質のパッキンが貼られています。
表面ツルッとしているのでどうしようかなと思いましたが、もしこれを置いといて接着できなかったら二度手間なので剥がしてしまいました。
下地はフレーム直なので鉄製で接着は大丈夫です。
スクレーパーでガリガリするときは、くれぐれもスピーカーのコーンを傷つけないように行って下さい。
シートがめくれて綺麗なものが出てきた
いやぁ、これね、全くの予想外の結果でした。
このマットでシミが付いたような汚ボディをどう処理しようかと考えていて、以前に購入した厚さ1mmぐらいのMDF版を貼り付けてみようかと思っていたぐらいですが、なんと本体にはシートが貼ってあって、それがぺりぺりとめくれたわけです。
そのマットブラックな汚ボディがあっという間に木化したわけです。
ちょっとノリでベタついてましたが、そんなの大きな問題じゃないです。
もうそのままベタベタしててもOK!
少なからず、現状よりはいい感じなんだからw
また、本体の周囲も薄いフィルムのようなものを貼ってあり、それもキレに剥がれたと思ったら、中はツルツルのピカピカ光沢ボディでした。
なんという予想外。
これで十分いい感じやないですか?
ゴム糊でぴったり密着させます
アマゾンでポチッと購入したゴムのエッジですが、多分これロシアから郵便で届いたように思います。
中国ならまぁ違和感ないのですが、なんでロシア?的な感じで驚いた記憶があります。
それはさておき、この「ゴム製エッジ」にすることで、ちょっと低音が良くなるらしいので楽しみです!(ほんまかいな)
そこで、ウレタンの場合は木工ボンドまたは多目的ボンドというようなもので接着できるらしいですが、個人的に木工ボンドはちょっと受け入れられないので、今回のゴム製にはやっぱり「コニシボンドG17」でしょう。
いわゆるわざわざ古い言い方をするといわゆる「ゴム糊」ですな。
このゴム糊は、お互いの接着面に塗って、少し乾燥させてから圧着するというタイプのボンドです。
あのタイヤパンク修理するときの接着剤と同じ感じです。
ただ、これ良く接着するのですが、貼り合わせてしまうと剥がすのが厄介なので、一発で接着をしなければいけません。
まぁ、動画の最後の方にありますが、急いでいる時には片側だけに塗って接着する裏技(そんな大層なものではないけど)でくっつけていますが全然オススメではありません!
実際には、黒ゴム用の接着剤や多目的接着剤でも良いのかもしれませんが、今回はG17にしました!(しつこい?)
中華製のBluetoothパワーアンプいいよこれ!
このスピーカーが仕上がったら、今まで通りアンプとミキサーを通してレコードを楽しもうと思っていましたが、今はスマホでアマゾンミュージックを利用して音楽をたんまり聴ける便利な時代なので、それならばいっその事、bluetoothを使って気軽に音楽を楽しめるようにもしてみたいと思って購入したのがこの中華製「Nobsoundパワーアンプ」です。
小さくてそこそこ出力できて安価なものという希望で探した結果、これが良いだろうということになりました。
ちなみに税込¥3500ぐらいだったと思います。
100Wで十分なパワーの小さな巨人です。
今のところ不具合なし!
リペア完了!いい音出てます!
無事、エッジの張替えも終わり、あのマットブラックなシミ付汚ボディのスピーカーがいい感じに生まれ変わりました。
張り替えのやり方については「とりあえず貼り直した」というとても適当なところからスタートしましたので、本来の正当なやり方とは違うかもしれませんので、そこそこの参考にして下さい。
たぶん、こんな感じであなたもうまくいきますYO!!