ボール盤を便利に使うための作業台(テーブル編)
1月はとっても寒い日が続いて、なかなか撮影も進まずで焦る日々を送っていたいちにいですー
ほんと、やっとの事で公開できました。
何よ、あの寒波!
ま、そんなこと言っても、ほとんど雪も降らないここでは、寒いという感覚が違うだろうし、その程度の気温なら北陸や東北以北の人たちからすると「半袖で過ごせるわ」と言われそうで怖いですー
さてさて、今回は以前に購入したSK11ボール盤で使うために作った作業テーブルです。
ワークベンチ、ワークテーブルと言い方が色々あるかと思いますが、全部ひっくるめて「作業台」と呼んでしまおう。
でも、作業台と言ってしまうと、ボール盤を乗せて使う台のことと思ってしまう人もいるはずなので、ボール盤テーブルが呼び方として果たして良いのだろうか?
それでも一般的には「Drill Press Table」って呼ばれているのでボール盤テーブルなのでしょう。
ここでは面倒臭いので「作業台」と書きます。
今回、これを製作したのは、やはりボール盤を便利に、そして穴あけを安全にしかも簡単にできるようにと思って作りました。
基本的には、だいたいこんな感じでいいかな?と頭の中で思い浮かべたデザインをそのまま形にしてみたのですが、材料が残っている端材で作っているのでちょっとパッチワークっぽい雰囲気があるかもしれません。
もちろん、木屑が出るわけですので、いつもの集塵機接続パイプを取り付けています。
集塵口はフェンスの所に2ヶ所から吸い込めるようになっていて、開口部分もそこそこ大きめにしています。
ただ、パイプの直径が24mmなので、大きな木屑はうまく吸い込めないかもしれませんが、そんなの気にしちゃいないのです。
全体的には思い描いていた感じに仕上がったので良しとしましょう。
そうそう、今回の記事は動画と同じくテーブル編でフェンスや完成の内容は次回のブログで書いていきます。
Tスロットをこんな感じに作るか?
Tスロットはこうしたジグ系の工作物には必須と言えるほど重要な役目を果たすパーツだと思いますが、その作りはいたって簡単なので、トリマーで彫って作れるものです。
でもやっぱり耐久性や素材の強さを考えると、一般的なアルミ製のものが良いと思います。
ただ、アルミの製品はお値段もそこそこしますので、今回の内容であっても4〜5千円ぐらいはかかってしまうかと思います。
DIYで作るならそんなにお金をかけるのは気がひけるので、それなら作ってしまおうということで今回はトリマーで溝を彫ってそれをベースとなる合板へ貼り付ける形で実質T型にしてしまおうというスタイルです。
一般的には、トリマーでT型のルータービットで一発で彫ってしまうと思いますが、スロットを木材だけにせず、今回はいつものアルミ製面取りジョイナーを貼り付けて強度を持たせた仕上がりにしています。
このアルミの面取りジョイナーですが、1820mmで約500円ですよ!?
500円ぐらいでTスロットが補強できるんだからすごいです。
この面取りジョイナーはこれまでも便利なので色々と使ってきていますが、これはオススメです。
ただ、この部分に動画でも案内していますが、うっかりミスしてしまい、後でかなり手間のかかる作業をしてなんとか使えるようにできましたが、ほんと気を付けないとだめです。
その詳細は後編の動画で公開しますので、ぜひそちらもご視聴ください。
5分割にした中央部分の意味
タイトボンドで接着しましたが、こうしてみるとコニシボンドのほうが良かったかなと思います。
タイトボンド好きですが、白くなってしまうので接着面が目立ちます。
コニシボンドなら、乾燥すると透明になるのでこれほど目立つということはないでしょう。
改めて国産のコニシ・木工ボンドを見直してしまいました。
この作業台の上面には5分割した合板のパーツを貼り付けて作っていますが、中央の部分は取り外しができるようになっています。
なんでか!?
そんなことここで説明をいちいちせずとも、簡単に分かることだと思いますが、その通り穴がたくさん開いた時に汚く見えるし、ガタツキの原因にもなるのである程度穴が開いてしまうと変えたほうが良いでしょう。
そんな時、このサイズ(W9cmxL20cm)であれば、上下の入れ替えもできるし、裏表を入れ替えることもできるので4回は使えます。
4回入れ替えたら新しいプレートに変更すればOKなのです。
今後に、ここへベアリングを取り付けたプレートを作る予定にしていますが、なんでベアリングなのかはもうお分かりでしょう?
そうあのケバブのようなものです。
あのケバブのようなものを取り付けてゴシゴシやれるようにと考えています。
お楽しみに!
おしまい。